究極の損切りしないFX必勝法?

このプログでは、自身の経験から「損切りできない人はいずれ破産する!」みたいなことを散々書いてきました。
が、ネットをうろうろしていると、いまだに

「FXは損切りしなけりゃ絶対に負けることはない。つまり損切りしない戦法こそが唯一のFX必勝法」

とか、

「含み損の圧力に負けて中途半端に損切りするから大損するんだ!」

といった意見をよく見かけます。

最初はそういった意見には耳を貸さず「ばかな奴らめ!」みたいな(笑)、上から目線で見下ろしていたのですが、最近、どんどんこういった声が強くなってきている気がして、そのうちだんだんと洗脳されてきたのかちょっといろいろ調べてみることにしました。

すると、それまでとは180度違った考えが自分の中に生まれてきました。

損切りしない戦法は意外といけるかも?

まずは以下の画像をご覧あれ。

トラリピ解説その1

上の画像は2008年8月から10月にかけて始まったリーマンショックによる豪ドル円の大暴落(2008年10月に最安値54,970)とそこから現在までの回復の軌跡(2013年4月に最高値105,415)を月足チャートで表したものです。

僕はリーマンショック時、既にFXを始めていたわけで、このすごい大暴落を目の当たりにしたわけですが、豪ドル円が50円台を記録した時はこう思ったものです。


「あれ? これってすごいチャンスじゃね?」


言うまでもなくオーストラリアは資源国であり、海外旅行先としても定番の国。
普通に考えて、国家破産するなんてことはあり得ません(破産するなら多分日本が先でしょう、多分)。
せいぜいこれ以上下がっても、豪ドル円30円台くらいが底なのでは?
と思えました。

ということは54円台の時に仮に豪ドル10万通貨買っていれば、リスクは200万程度、仮に豪がデフォルトに陥った場合でも500万程度の損失リスク。
デフォルトがありえないと仮定するなら、つまり500万程度の含み損で強制ロスカットされないくらいの余裕資金があれば、

豪ドル円のスワップを一日50円と仮定して年間365日×50円×10万通貨=182500円。
つまり年間18万程度のスワップ金利を数年間にわたってゲットしつづけるすることが可能だったわけです。

リスク200万以上でリターンは年間2万程度ですから、考えようによってはわりに合わないと思えるかもしれませんが、やっぱり、今にして思えば、あれ以上の下落の可能性は少なかったと思います。
とすれば、2008年10月は、スワップ金利以外にもキャピタルゲインが大いに期待できる状態と言えたわけです。

もし僕が強気が売りのギャンブラーだったら、残りの投資資金全額でもって勝負していたでしょう。


しかし。


僕は小心者でした(笑)。


おまけに当時の僕はFXを始めてたった半年で300万円大負けした話まとめでも書いた通り、大負けした直後でした。
「FX怖いよ。ガクガクぶるぶる」って感じでした。

だから、当然何もしなかった。その後ちゃくちゃくと豪ドル円が値位置を戻していくのを歯がゆさとともに見守りながら。

話の本筋はここからです

以上、当時のことを振り返りながら、あの時豪ドル円を買っていれば!という後悔の念をつらつらと書いてきたわけですが、当然、話はこれで終わりません。
ここからが本題です。

仮に、僕が2008年8月の豪ドル円54,970(わかりやすく以下55円で計算)で10万通貨購入、約4年と9か月後の2013年4月につけた105,415(わかりやすく5年後の105円で計算)で売りぬけることができたとします。


利益は

キャピタルゲイン=(105−55)×10万=500万円
インカムゲイン=365×50(豪ドルスワップ仮)×5年=91250円


となったわけすが、スワップ金利はともかく、底(2008年8月)に買って、天井(2013年4月)で売る、というのは、まず僕に予知能力でもない限り不可能だったでしょう。
ただ、インカムゲインは確実に得られたわけで、FX相場のほとんどがレンジ相場だということを考えると、強制ロスカットを食らわないくらいの余裕資金でもって、損切りさえしなければ、キャピタルゲインも期待大だったはず。

豪ドル円で「スワップ金利目当てプラスうまくいけば利ザヤも稼ぐぜ!」的な中長期視点でFXをやっている人が、昔から今に至るまで、少なからず存在するのは、やはり「FXはロスカットしなければ絶対に損しない!」というのが事実としてあるからなのでしょう。


しかし、上記の計算を見てもキャピタルゲイン500万に比べ、インカムゲインはたったの10万弱。50分の1。
リスクに対してあまりにもリターンが少なすぎる気がするし、また、仮にも億万長者を目指している投資家(笑)としては、とてもスワップ金利目当ての中長期FXは考えられません。

しかし。


つい最近、上記の「豪ドルスワップ金利目当て&損切りしない戦法」に工夫を凝らせば、利益を上げる確率を大幅に向上させることのできる投資法が存在することに気づいたのです。

それがマネースクウェア・ジャパンさんが特許をもつトラリピ(トラップリピートイフダン)という投資手法です。

トラリピ(トラップリピートイフダン)がすごい!

トラリピという投資手法は以前から耳にはしていました。
ただ、どうせ大したことないだろう、あるいはインチキのどちらかだろう、との思いから大して注目していなかったわけですが、先日ふとしたことから、暇つぶしにトラリピについて詳しく検証してみることにしてみたわけです。

すると、結構、このトラリピとかいう手法を用いている人は多く、収益を公開しているブログなどもあって、いろいろ調べてみると以下のことがわかりました。


・基本的に「損切りをしない」手法(公式にはそうは書いていない。あくまで個人的な感想です)
・トラップリピートイフダンとはトラップトレードとリピートイフダンを合体させた注文手法のこと。
・トラップトレードとは、やることは買い下がり、ナンピンと同じ。説明は以下で詳しく。
・リピートイフダンとは、例えば「80円でかって81円で売る」というイフダン注文を永久的に行ってくれる自動売買システム。
・リピートイフダンの自動売買は、マネースクウェア・ジャパンに口座を開くか、MT4をつかって自分でプログラムを組むしかない。
・結局、トラリピを使いたければ、非プログラマーはマネースクウェアジャパンに口座を開くしかない。
・しかし、肝心のマネースクウェアジャパンは、スプレッド幅が信じられないくらいに広い(いまどきドル円4銭とか)。おまけに手数料もとられ、かつ取引可能な通貨ペアも少ない。
・でも、このトラリピで利益を上げている人は多いらしく(話によると70%以上とか)マネースクウェアジャパン側は超強気。取引コストは一切下げるつもりはないらしい。


ここまで読んだところでトラリピのすごさは全くわからないと思うので(笑)、とりあえず、以下でトラップリピートイフダンについてもう少しわかりやすく解説してみます。


もう一度以下の図をご覧ください。


トラリピ解説その2

先ほどの2008年8月から現在に至るまでの豪ドル円週足チャートに「75円から80円の範囲」に横線を引いただけのものです。


先ほど、豪ドル円スワップ金利目当ての中長期トレードはリスクに対してリターンが割に合わないと書きました。一攫千金には向かないとも。
また、底で10万通貨買って天井で売ることができていれば500万の利益になったが、それは不可能だとも書きました。


では、75円から80円までの範囲にリピートイフダン注文を仕掛けておいたらどうなったか。

繰り返しますが、底で買って天井で売ることができていれば利ザヤ50円分取れました。50×10万で500万ですね。

では、75円から80円までのリピートイフダン注文だったら?

実は上記のチャートだと偶然にも、ちょうど10回リピートイフダン注文の売買が成功していたことがわかります。
一回5円の利ざやだから、かける10倍でこれも500万の利益です。


底と天井を予想するのは不可能に近いです。
しかし「豪ドルが75円から80円の幅でレンジになる」と予想することは、底と天井を予測することよりも容易いですよね。

いや、でも5円幅でレンジを予測するのも難しいのでは?と思うかもしれません。
このチャートではたまたま売買チャンスが10回もありましたが、実際レンジが76円から77円くらいで推移した場合、せいぜい一度くらいしか売買が成立しなかったことになりかねません。

じゃあ、どうするか。

ここで先ほど説明を保留したトラップトレードの出番です。


75円で買って76円で売る
76円で買って77円で売る
77円で買って78円で売る
78円で買って79円で売る
79円で買って80円で売る
80円で買って81円で売る
81円で買って82円で売る
82円で買って83円で売る
83円で買って84円で売る
84円で買って85円で売る


予想レンジを75円から85円と約2倍にし、トラップ数を10に増やす。勿論、取引枚数も10分割し、損失リスクは同じままにします。

すると、リピートイフダン注文が成立する確率が断然増えることになります。

つまり、これがトラップトレードの考え方。

トラップ(罠)を多く設置すれば、予想レンジを外す可能性が低くなる=売買チャンスが増える、という考え方に基づいています。
勿論、一回の売買における利益は5分の1になりますが、その分を売買成立回数の増加で補おうというわけです。
同じレンジを何度も行き来すればするほど、リピートイフダン注文が自動で発注&成立するため、手間いらずで大きく利益を稼ぐことができます。


また、ここまでは「75円から80円までのレンジ」で話を進めてきましたが、レンジを「2008年8月の最安値55円から2013年4月の最高値105円」とし、1円刻みでトラリピを仕掛けてみたとしたら?

つまりレンジを50円にまで広げ、トラップの数を50個にすれば、さらにその確率が増えます。

勿論、予想レンジ幅50円はさすがに資金的に無理ですが、投資資金が許す限り、予想レンジを大きく、できるだけ小刻みに分割しつつ、勿論投資資金も小刻みに分割する。


するとどうなると思いますか?


まとめると


・トラリピは「損切しない」ことを前提とした場合に威力を発揮する(と個人的には解釈している)。
・つまり強制ロスカットにならないよう余裕資金でトレードする限り含み損は一切気にする必要はない
・為替相場は同じレンジを何度も行き来する場合が多く、従って利益を上げるチャンスも多い
・何度もレンジを行き来しつづけ連続リカクが発生すると、いつの間にか含み損が相殺されている
・自動売買(システムトレード)なので、たまに罠を張る範囲を変更するだけ。忙しい人でもOK。

うまく説明できたかどうかわかりませんが、このトラリピ(トラップリピートイフダン)というトレード手法のすごさがご理解いただけたでしょうか。


万が一、強制ロスカットになった場合「豪ドルスワップ金利目当て&損切りしない戦法」と損失額は同じでありながら、利ザヤを稼げるチャンス&利益期待値は、トレンドを読んで「底で買って天井で売る」手法よりも大抵の場合多くなります。

「損切りしない」というリスク完全無視の投資手法でありがなら、極限までローリスク(&ハイリターン)化を図るという、ある意味矛盾に満ちた?驚嘆に値する投資手法だと思いませんか(笑)。

あくまで損切りしないということが前提ですが、「損切りしないFX投資法」の究極系ともいえるのではないでしょうか。

ちなみにマネースクウェア・ジャパンでは50銭刻みの1000通貨でのトラリピを推奨しているようです。
一回のトラリピ売買成立で500円が口座にチャリーン。豪ドル円などの高金利通貨なら、スワップ金利もチャリーン。


くどいようですが、強制ロスカットにならないよう、ある程度の余裕資金が必要ですし、あくまで「損切りしない」=「含み損を一切気にしない」神経の図太さも必要です。
それに万が一、リスク管理し損なって、ロスカットになった場合、地獄を見る羽目になります(笑)。


以下、2chで拾ってきたトラリピ信者の格言です。


・含み損はトラリピの宿命。維持率だけ注意して待とう。
・仕込むという言葉が使えるほどトラリピはFXの中では稀有な「投資戦略」といえる。初心者は損切りに疲れてFXから離れていくが、トラリピでは投資における忍耐の必要性も学べる。
・『ドテントラリピ戦略』とか「波乗りトラリピ」とか、工夫次第でいくらでも収益率を上げれる楽しさがある。

どうでしょう。トラリピというトレード手法がいかに驚くべきものかここまででお分かりいただけたでしょうか。
もしあなたが「損切りしない派」だったら、これ以上の投資手法は他にないとは思いませんか?


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2016年1月追記。

トラリピは「損切りしない」戦略が基本のため、非常にリスクが高い、あまり儲からない、必要証拠金が莫大、と思っていましたが、どうも違うようですね。


例えば、現在ドル円のレートは120円前後ですが、もし仮にドル円が史上最安値の約75円を下回っても大丈夫なようにトラップを仕掛けたら、年間の益回りはどのくらいになるか。

120円から1円間隔で(1000通貨で運用)トラップを仕掛け、ドル円が75円にまで達してしまった場合。

120円新規買い・含み損4万5千円
119円新規買い・含み損4万4千円
118円新規買い・含み損4万3千円




77円新規買い・含み損2千円
76円新規買い・含み損千円

合計すると103万5000円の含み損で、これがほぼ最大リスクになります。
僕は普通に裁量トレードで300万負けましたから、意外と全然大したことないですね(笑)。

対して利益はドル円の1日の変動幅が1円以下であることを考えると、1日1回のリピート回数(500円の利益確定)が限度っぽい。

平日は年間260日あるらしいので、1年間の利益は

500円×260日=13万円。

約100万円の必要証拠金で年13万円の利益。年利13%くらい、といったところでしょうか。

あまり儲からない、というのは当たっているかもしれませんが、証拠金100万円程度でも、十分運用できることがわかりました。

また円はリスク回避のための安全通貨として、他国から過大評価されているため、ドル円が「100年に1度の経済危機」とまで言われたリーマンショック時の最安値を更新する可能性は、今のところほとんど0に近い。

そう考えると、リスクも小さい。

つまり、トラリピは「ローリスク・ローリターン」の長期資産運用のためのもの、といって間違いなさそうです(公式サイトでもそうアナウンスされてますし)。

実際、今もどんどんマネースクウェアジャパンの口座開設数は増え続けているとか。
正直、僕も今回認識を改め、トラリピに挑戦したい、と思ってしまいました。


ただ、個人的には、年利10%を目指してトラリピを始めるのは、少し早い気もしているので、もう少し裁量トレードで頑張っていろいろ自分の可能性を試してみるつもりですが、それでダメならトラリピに頼るしかないのかもしれませんね……。

以上のことから、もし、あなたが、運用資金がたくさん(100万円以上)用意できて、年利10%以下でもいいから安全確実に稼ぎたいと思えるなら、トラリピはこれ以上ない投資手法だと思います。

なので、裁量トレードや他のシストレでどれだけ手を尽くしても勝てない。
そういう人は、トラリピを試してみることをお勧めします。


マネースクウェア・ジャパン公式サイト

[投稿日:2013年12月02日]

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管理人プロフィール

1973年生まれの男。
2016年4月でFX9年目に突入。
2008年の大負け(300万)は、2014年10月でようやくチャラにすることができました(長かった……)。
こんなダメな奴でも必死に食らいついていれば、きっといつかは勝てる日が来る。それがFXの魅力だと思います。
現在、FXで月100万を目指して奮闘中です。

FX初心者の時の大惨事を今は何とか笑って振り返ることができるようになりました。まとめ記事を書きましたので、興味のある方はぜひ、読んで失笑してみてくださいw。

序:FXを始めてたった半年で300万円大負けした話まとめ
第1話:FXバーチャルトレードでの成績はあてにならない
第2話:「損小利大」だけではFXで勝つことはできない
第3話:損切りしない戦法で月10万以上稼げるようになるものの…
第4話:FX破産への近道それは「ナンピン」
第5話:損切りできないとたった一度の失敗で大金を失う。それがFXの怖さ。
最終話:敗北から得たものと今もFXを続けている理由

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