FXで絶対に損する方法

数年前に、半分冗談でFXで絶対損しない方法というタイトルの記事を書いたのですが、今回は、絶対に損する方法について書いてみました。

勿論、大真面目です(笑)。

これをやれば確実にいつか破産します(笑)

FXで確実に負けたいと思ったなら、以下の3点を守れば、(いつかは)必ず負けることができます。

  1. 利食いは10pips
  2. 損切りは一切しない
  3. ハイレバレッジでのトレード

利食いは、少しでも利が乗れば、すぐに行い、損切りは一切やりません。
また、強制ロスカットに引っかかることが目標なので、当然、余裕資金でなんてことはしてはいけません。
レバレッジは最大の25で、究極の利小損大トレードを目指します。

為替相場は7割がレンジ相場で、行ったり来たりを繰り返すことが多いため、レンジが続いている間は、もしかするとなかなか強制ロスカットになってくれない恐れがありますが、そこは我慢。

いつかは必ず「大損できるはず!」と信じてひたすら待ちましょう。

そうすると、いつかレンジブレイクして相場にトレンドが発生する日がやってくるはずです。
ポジションと反対方向に発生する必要があることを考えると、運が悪いと、もしかすると2、3年かかるかもしれませんが、何度も言うように、焦らず、ひたすら待ちづつけるのみ、です。

「確実に負けるトレード」の反対は必勝?

とまあ、FXで絶対損する方法を書いてみましたが、上記の3つのルールを必ず守れば、いつかは絶対に強制ロスカットに引っかかることは、FX経験者なら、誰もが同意してもらえるのではないでしょうか。

しかし、ここでとある疑問が浮かびます。

例えば、FXの世界には逆指標男、という言葉があります。
逆指標男が「買ったポジションは必ず下がり、売れば必ず上がる」ことから、彼と反対のポジションを持てば自ずと利益が出る、という、FXで全く勝てない人のことを皮肉ったものです。

FXが「必ず負ける人」の反対売買をすれば必ず利益がでる仕組みになっているのなら、上記の3つのルールを正反対にすれば、いつかは必ず大勝できるのではないか。
そんな風に思ったことはありませんか?

  1. 損切りは10pips
  2. 利食いは一切しない
  3. ローレバレッジ

しかし、残念ながら、このトレードルール、必勝法にはなり得ません。理由は実に単純で、利食いしなければ永遠に利益にはならないからですね。

だから利食いはある程度のところで必ずする必要がある。そうしないとFXでは絶対に儲かりません。

  1. 損切り10pips
  2. 利食いは100pips
  3. ローレバレッジ

利食い幅を今度は100pipsに設定してみました。損切りとリカク幅の比率は1対10。かなりの損小利大トレードといえます。

が、よく見れば、利食いまでにたった10回敗けるだけで利益が相殺されてしまうことになります。
利食い幅と損切り幅が同じなら、10連敗なんか、そうそうありませんが、それでも確率0ではありませんし、この場合、損切り幅の比が小さめなため、確率的に、結構あり得ます。

では、利食い幅を、もっと広げればどうか?

その場合、利食い幅を広げれば広げるほど、利食える確率が減少し、連敗する確率がどんどん上がってしまいます。

仮に利食い幅を1000pipsにまで広げた場合、ポンド円なら10円うごく必要があるわけですが、いくらボラティリティの高いポンド円といえども、それまでには相当な時間がかかります。
しかもその間に100敗してしまえば、そこで資金が尽きてしまい終了。続きはありません。
これでは1銭の利益にもならないどころか、単なる時間の無駄ですね。

それにローレバレッジということは、仮に運用資金100万円、レバレッジ5倍の場合、ドル円なら5万通貨での取引になるので、1000pips勝っても、50万円の儲けにしかなりません。リスクの割に合わないリターンです。

じゃあ、レバレッジを上げて、25倍にし、25万通貨でもトレードにした場合、約400pips、つまり40回の負けで、100万円は消滅します(その前に強制ロスカットになりますが)。

レバレッジを上げれば、リターンも上がりますが、その分リスクも上がるので、確率的には同じです。

と、ここまでいろいろ書いてきて、ちょっと話がややこしくなってきたので、少しまとめてみます。

運用資金100万円として

  1. 利食いは10pips
  2. 損切りは一切しない
  3. レバレッジ25(25万通貨でのトレードと仮定)

この場合、反対方向に400pips動けば100万円は消滅します。その前に40回勝っていれば損失は相殺されますが、このトレードルールを永遠に続けていれば、いつかは必ず運用資金の大半を失うことは間違いないでしょう。

要するに必敗法、と言って良いと思います。

しかし逆の場合を考えると

  1. 損切りは10pips
  2. 利食いは400pips
  3. レバレッジは5倍(5万通貨でのトレード)

今度も同じように、このトレードルールを永遠に続けていれば、いつかは必ず利益がプラスになる…といいたいところですが、そうはなりません。

何故か?

答えは、簡単。

利益には制限はないのに対し、損失には限界が存在するからです。

要するに、お金が無くなっちゃうわけですね。

前者の方法では、強制ロスカットにかかる前に仮に500連勝とかした場合、そこでやめれば大勝ですが、仮に永遠に続けなくても、長く続ければ続けるほど、損失が利益を上回る日が来てしまいます。そういう確率は非常に高いです。

逆に後者の方法は、利食いできる前に資金が尽きてしまえばそれで終わり。取り返すチャンスは永遠に来ません。

こうしてみてみると、FXには必敗法はあっても、その逆が必勝法ではないことがわかります。

まとめ:FXは初心者が負けやすい仕組みになっている

通常、100万円の運用資金でFXを始めた方が100万円儲けた時点でやめることはありません。
もっと儲けたい!とトレードを続けます。

100万円を200万にするか0にするか、というゲームなら確率5割で、勝者は5割ですが、勝ち残った人は今度は「200万を400万か0にするか」の勝負へと進んでいくわけですから、どこかで勝ち逃げをはからない限り、いつかは必ず負けることは必定です。

逆に負け組は、そこでゲーム終了です。資金が尽きてしまっては続けようがありません。

要するに、FXに限らず、ギャンブルというのは投資家にとって不利なゲームと言えるわけです。
人間という生き物は、欲深い生き物ですから、利益がでても、そこでやめることがなかなかできないからです。

そして気がつけば、資金が0になって強制退場。

そりゃ、FXに勝ち組が少ないわけですよね。

では、FXで勝つためにはどうすればいいか。
これも簡単で、2通りしかありません。

この2点に尽きます。

勝ち逃げは人間心理的に困難ですし、それに最初に勝たなければ勝ち逃げはできません。要するに勝率は結局5割以上にはならないわけです。

とすれば、FXトレーダーが目指すべきは、ギャンブルではない(運に頼らない)トレード手法を編み出すことですが、お金を儲けたくてFXを始めた1年目の人に、いきなりそんな芸当できっこない!

FX初心者が1年以内に相場から強制退場になる理由は、ここにあるわけですね。

FXで勝ち組になりたいと思うなら

  1. ギャンブル的なトレードはしない
  2. 資金が底を尽きないようリスク管理を徹底する

最低でも以上の2点を守りたいものです。
そうすれば、いつかは運に頼らず、実力で、FXで大儲けできる日がくるかもしれません。

[投稿日:2014年11月01日]

どうしても勝てない人におすすめ

FX証券会社比較特集

最近の関連エントリー

PR

管理人プロフィール

1973年生まれの男。
2016年4月でFX9年目に突入。
2008年の大負け(300万)は、2014年10月でようやくチャラにすることができました(長かった……)。
こんなダメな奴でも必死に食らいついていれば、きっといつかは勝てる日が来る。それがFXの魅力だと思います。
現在、FXで月100万を目指して奮闘中です。

FX初心者の時の大惨事を今は何とか笑って振り返ることができるようになりました。まとめ記事を書きましたので、興味のある方はぜひ、読んで失笑してみてくださいw。

序:FXを始めてたった半年で300万円大負けした話まとめ
第1話:FXバーチャルトレードでの成績はあてにならない
第2話:「損小利大」だけではFXで勝つことはできない
第3話:損切りしない戦法で月10万以上稼げるようになるものの…
第4話:FX破産への近道それは「ナンピン」
第5話:損切りできないとたった一度の失敗で大金を失う。それがFXの怖さ。
最終話:敗北から得たものと今もFXを続けている理由

FX初心者はこちら

FXって何?という人はこちらから読んでみてください。

おススメ

カテゴリ

about

FXブログランキング


Copyright(c) FX初心者からの成功と失敗日記 All Rights Reserved