GMOクリック証券・新外為オプションを体験してみた

政府の規制により、しばらく鳴りを潜めていましたFX各社の新しいバイナリーオプション・サービスが、再び、ちらほらとスタートし始めています。

>>5分でわかるバイナリ―オプションの始め方と攻略法

>>バイナリーオプション比較表はこちら


そこでこのたびGMOクリック証券のバイナリーオプション「外為オプション」を体験してみました。

何故、FXバイナリーオプションが規制されたのか

バイナリーオプションが規制された背景には次のような二つの要因がありました。

1・ギャンブル性が強い
2・FX業者が初心者をあおってギャンブルをさせている

身も蓋もない言い方をすれば、上記のようにいうことができます(笑)。

規制前のバイナリーオプションは、言ってしまえば、円高か円安かを予想するだけ、という単純なもの。
FXはなんだかんだ言っても取引ツールの使い方など、一定以上のPCの知識がないと、いろいろと難しい部分がありましたが、バイナリーオプションは中高年のPC初心者にもわかりやすく、非常に好評でした。

しかし、一方で、円高か円安かを予想するだけ、というスタイルは非常に賭博性が強いとも言えます。
そんな賭博性の強いサービスが誰でもネットで簡単に始めることができる。
しかも、それを日本国内のFX業者が積極的に宣伝している、初心者をギャンブルへと誘導している、これはけしからん、というわけで、金融庁の登場となったわけです(笑)。

FXは相対取引なので、プレイヤーの損失は、全てFX業者の利益になります。
なので穿った言い方をすれば「FX業者がFX初心者から金を巻き上げている」ともいえたわけですね。

新しいバイナリーオプションサービスが次々とサービスオープン!

というわけで、政府の規制を受けて、各FX会社が、バイナリーオプションサービスを見直し、問題のある部分を変更した上で、新バイナリーオプション・サービスを開始し始めています。

主なFX業者ではGMOクリック証券(新外為オプション)ヒロセ通商【LIONBO】トレイダーズ証券「みんなのバイナリ―」FXトレード・フィナンシャルなど。いずれも通常のFX口座の開設が必要です。

残念ながら、規制前に僕がたまに遊ばせて貰っていた(そして結構、楽しませてもらっていた)FXプライムbyGMOは、まだバイナリーオプションの再開をはじめていません。様子見なのでしょうか(追記2015年4月より再開しました!)

そんな中、GMOクリック証券さんはさすがは業界最大手。バイナリーオプションに関しても、先陣を切ってきたという印象です。
というか、最近しったのですが、FX大手業者が金融庁に提出した資料?によると、GMOクリック証券さんが一番良心的だったんですね。


まあ、そんなわけで、今回、親会社であるGMOクリック証券の新外為オプションを少し体験してみることにしました。
規制前とどこが変わったのか、等についても詳しく見ていきたいと思います。

ちなみにバイナリーとは(binary)二進法のことだそうです。

新外為オプションの口座は新たに開く必要なし

新外為オプションの口座は、新たに開く必要はありません。
GMOクリック証券のFX口座をもっていればいいようです。

GMOクリック証券では、いろいろある金融商品のうちのどれか一つの口座を開設していれば、他の口座のほとんどはすぐにでも開設可能、即取引を行うことができます。
(ちなみに僕は株式取引とFXネオの口座を既に持っているので、外為オプション口座開設&取引開始までに10分ほどしかかかりませんでした)。

既にGMOクリック証券で株やFX口座を持っている人は、下の画像の外為OPというボタンをクリックすればいいだけ。
あとは、口座開設同意書やら規定やらを読んで、同意ボタンを押すという、FX口座開設時と似たようなことをします。

GMOクリック証券口座開設

その他にも「外為オプション取引はリスクのある商品であることを理解しているか?」みたいな質問に対して「はい」を押していきます。
これもFX口座開設時に似たようなことをした覚えがあります(ありますよね?)

が、違うのは次の部分。

知識確認テスト。

全20問ありました。

しかもその内容がかなり難しい!

以下のような質問(全部で20問)に、はいかいいえで答える必要があるわけです。

「オプション」とは、将来の特定の期日に、あらかじめ定めた価格によって原資産(取引の対象となる資産)を買う(または売る)ことができる権利をいう。


「バイナリーオプション」は、権利行使期日の原資産(取引の対象となる資産)の価格があらかじめ定めた条件を満たした場合、あらかじめ定めた一定額のペイアウトを受け取ることのできる権利である。


権利行使価格の高いバイナリープットオプションと権利行使価格の低いバイナリーコールオプションの両方を取得すれば、判定価格が2つのオプションの権利行使価格の間となった場合に収益が得られ、「レンジバイナリーコールオプション」(当社では「レンジインオプション」という)に似た投資を行うことができる。

爆笑しました(笑)。
いや、これ、答えられる人は相当な上級者だけだろ!

まるで「我々FX業者は別に初心者を食い物にしようとしているわけではない」ということをアピールしているかのようです。

と思いきや、すぐ横に「ヒント」ボタンが。
例えば、上の最初の問いのすぐ横にあるヒントボタンを押すと…。


新外為OP知識確認テスト


さらに爆笑しました(笑)。
これ、ヒントじゃなくて答えじゃねーか!!

というわけで、僕は、あっという間に新外為オプション口座開設に成功しました。

この知識確認テストなるもの、おそらくどこのFX業者でも似たようなものを課しているんでしょうね。

しかし、実際、この知識確認テストに合格する人は、非常にすくない。
いや、この知識確認テストを見ただけで「外為オプション、難しそうだからやめよ」となる人が多いことでしょう。

というわけで、間をとってこのヒントボタンを設置したのでしょうね、きっと。
やはりせっかくの新サービス。FX業者からすれば、多くに人に使って欲しいのは当然のことですから(笑)。

GMOクリック証券 新外為オプションの使い方

口座を開設すれば、デモ画面で非常にわかりやすい説明がなされているので、やり方がわからないという人はまずいないでしょう。
なので、ここでは外為オプションに挑戦してみようかどうか迷っている人向けに簡潔に説明してみます。

1・まずは取引オプションタイプを選ぶ

オプションタイプは旧外為オプションの「円高か円安か」の2択方式のものから、3タイプのものを選ぶ方式へと変更されました。
まずはラダーオプション(ちなみにラダーとははしごの意味)。
「選択した権利行使価格を基準に、為替レートが一定時間後に上昇しているか、下落しているかを予測する取引です」
と公式サイトの説明にありますが、ちなみに権利行使価格というのは、説明すると長くなるので省略しますが、
要するに以下のようになります。

1・選択通貨を選択(米ドル/円、ユーロ/円、ポンド/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドルの5通貨ペアから選択)
2・権利行使価格を選択(例えば97,00、97,15、97,30などチャート上の価格から選ぶ)
3・円高か円安かを予測(選択通貨がユーロドルの場合はドル安かドル高)
4・見事予測が当たれば、ペイアウト。GMOクリック証券では1枚つき1000円(固定)


チャート画像はこんな感じ。

新外為OPチャート画像

その横にボタン各種がこんな感じ。

新外為OP操作ボタン

ちなみに、各種ボタンはチャート画像のすぐ横にありますが、このブログのサイズに合わないので、分割して表示しています。

ラダーオプションのほかにはレンジインオプション(レンジを選択肢し、判定時刻に為替レートが一定範囲内に収まればOK)と、その逆レンジアウトオプション(レンジを選択し、為替レートがその範囲内に収まらなければOK)の2種類があります。

注:レンジインオプション、レンジアウトオプションは 2014年の9/5をもって終了してしまいました。

で、新外為オプション、どこが変わったの?

一番、プレイヤーに影響があると思われのは一日の可能取引時間。
旧外為オプションでは1日236回も取引できたのに、新外為オプションではなんとたったの10回!
判定時刻が旧外為オプションの1回あたり20分から、新外為オプションの3時間へと大幅に変更されています。

新外為OPタイムテーブル1

新外為OPタイムテーブル2

また購入金額が1000円未満で選択可能だったのが、固定。
逆にペイアウト額が、倍率変動性だったのが一枚1000円固定(一日10000枚まで購入可能)へと変更。

また、実際のオプション取引と同様に、途中の転売(売り抜け)が可能となっています。

どういうことかというと、例えば以下のようになります。


1・1000円未満でラダーオプションに参加
2・現時点のドル円レートが102,80と仮定
3・判定時刻におけるドル円レートが103,00より上(円安)と予測
4・業者側が算出した購入金額を払う
5・購入金額が400円なら、予測が見事当たれば、600円ゲット。外れれば損失は購入金額の400円。
6・途中で転売売り(利益確定売りや損切りのようなもの)も可能

業者(GMOクリック証券)側が提示する倍率や購入金額は、判定時刻までの残り時間や為替レートの状況によって変わります。

例えば、残り時間が10分で、権利行使価格(判定価格)が103,00円で、現時点での為替レートが103,50くらいだとすれば、ほぼ100%10分後も103,00円以上(つまり円安)なわけですから、こういう場合、当然、円安側の購入金額は999円(これが限度の様子)で、また同様に、円高側の購入金額は限りなく0に近づくことになります。

要するに競馬などのギャンブルと一緒で「予測が当たりやすければ」「倍率は低め=購入金額1000円に近づく」であり、分が悪ければ「倍率高め=購入金額0円に近づく」となるわけです。

ちなみに実際の倍率がどんな感じかというと

時間残り10分 ドル円レート104,000くらいの時に

選択権利行使価格が103,90だと

外為OP倍率


みたいになります。つまり残り時間が少なければ少ないほど、参加する意味はほとんどありません(この場合、ほぼ確実に1円は儲かりますが、10分以内に10pips以上円高側に動く可能性が0ではない以上、リスクはリターンの999倍です笑)。

また残り時間が2時間くらいの時に以下のようなチャート状況だと

外為オプションチャート残り2時間


倍率や購入金額は以下のような感じに。

外為OP倍率その2

ほんの少し判定価格より上にある(つまりこの後円安側に動くか、あるいは円高側に動くか、確率50%に近い状況)時ですら、円安・円高の購入価格に大きな違いがあるのが理解できると思います。
ちなみに売りの場合、上の例では、683円で利益確定することもできれば、取りあえず214円だけもらっておく(つまり損切り)することも可能、ということを意味します。

また、レンジインオプションやレンジアウトオプションでの各レンジにおける倍率表示や各種ボタンは以下の通り。

レンジインオプション
外為レンジインオプション

レンジアウトオプション
外為レンジアウトオプション

一見すると、ラダーオプションよりも若干複雑そうに見えますが、感覚的に非常にわかりやすい取引画面になっていると思います。

ちなみにレンジアウトオプションは判定価格が、非常に広い価格帯を選択することになるため、全てのレンジで倍率がかなり低めに設定されている様子。
3種類のオプションの中でもとりわけローリターン型になっているのがわかります。

が、ローリターンだからローリスク、とは一概に言えないのが、この外為オプションが普通のFX取引とは少し違うところでしょうか。

倍率が低い=購入金額が高い。
そして損失は購入金額。

つまり、予測が外れれば、損失額は他のオプションよりも高くなります。
あ、いや、その場合は売り抜ければいいので、やはりローリスクですね、混乱してしまいました(笑)。

要するに

レンジインオプション>ラダーオプション>レンジアウトオプション

の順でハイリスク・ハイリターンになっているわけですね。

個人的には、正直3つもいらないんじゃ…とも思うのですが(笑)、感覚的に自分好みの取引スタイルが選べるという点では、評価できるのかもしれません。

総括:実際に少しやってみた感想

ラダーオプションだけですが、実際に少し試してみた感想としては、やはりシンプルで簡単!という印象でした。
売りによる途中退場もできるし(両建ては不可)、従来のFX取引とは少し感覚が違いますが、損小利大取引がやりやすくなっている印象です(というより、損失額の合計が大きくなると取引に制限がかかる様子)。

逆にレンジインオプションとレンジアウトオプションは倍率や購入金額、売却金額の算出方法が若干わかりづらくどういう戦略で取引していけばよいのかが、いまいち理解できずにいます(笑)。

複数のオプションで同時購入も可能なので、研究次第ではもしかすると、抜け道というか必勝法のようなものが見つかるかも、と少し期待してみたのですが、やはりGMOクリック証券さんもバカではないようで、全く穴は見つかりませんでした(笑)。

とにかく、表示画面で直感的に取引できるので、「取引ツールの使い方が難しいからFXはやりたくてもできない……」という人でも簡単に始めることができるのが、一番の特徴でしょうか。

あと、基本的にローリスク・ローリターンになるように設計されているようで、僕の場合、あまり儲かりもしなかったけど、損失も限定されました(最低枚数で数回取引して、利益が300円弱でした)。

以上のように、1回辺りの損失が「購入金額以上にはならないこと」「利益は一枚あたり1000円ー購入金額と固定されていること」「一日10回しかないこと」「購入枚数に制限があること」から、規制前のようにギャンブル感覚で、がんがん取引する、という人は少なくなることが予想されます。

しかし、1日の購入制限が10000枚ということなので、仮に全勝すれば、1000円×10000で、1日最高1000万円のペイアウト額になるので、決してヘビーユーザー向けではない、とも言えません。

それに。

「FXを始めたいけど、仕事が忙しくてPC画面の前に座っていられる時間が短い」
「ポジションを保持したままだと、どれくらい儲かっているのか(あるいは損しているのか)気になって仕事に集中できない」
「損切りやリカクが苦手」

といった人達には、利点はまだまだ多いと言えるでしょう。

特にGMOクリック証券はスマホ取引に定評があるだけあって、外為オプション専用のスマホアプリも充実。
スマホの小さな画面でPC並みの細かいチャート分析や経済ニュースとかもチェックできるようになっています。

取引画面
外為オプションスマホ取引画面

発注画面
外為オプションスマホ取引発注

ボリンジャーバンド&RSI
外為オプションスマホチャート分析

マーケットニュース一覧
外為オプションスマホ経済ニュース

個人的には、仕事の合間や行き帰りの電車の中など、ちょっとした空き時間に、ゲーム感覚で楽しんでみたい、という気にさせらます。

きっと僕と同じように思っているサラリーマンとレーダーは多いと思うので、以前のように大盛況とまでは行かないまでも、そこそこ人気がでるのでは?という気がしています。


以上、ちょこっと体験してみた上での感想でした。

GMOクリック証券以外にも、バイナリ―オプション取引できるFX業者はあるので、興味のある方は体験してみてください。


GMOクリック証券公式サイト

ヒロセ通商【LION FX】公式サイト

トレイダーズ証券「みんなのFX」公式サイト

FXトレード・フィナンシャル

バイナリーオプション比較表はこちら

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