5分でわかる「ちょいトレFX」の仕組み

2014年8月11日から、FXプライムbyGMOで、新しいシステムトレードのサービスが始まりました。
その名も「ちょいトレFX」。
FXプライムbyGMOでは、すでに選べるミラートレーダーがあって、以前紹介しましたが、ちょいトレFXは、選べるミラートレーダーとは少し異なるサービスで、一言でいうと、プログラミング知識がなくても、MT4を使った自動売買と同じようなことができるサービスといったところでしょうか。プログラミングスキルがないため、MT4で、システムトレードをしたことはありませんが(笑)。

>>FXプライムbyGMO【ちょいトレFX】詳細

ちょいトレFXの仕組み

ちょいトレFXの特徴を簡単に説明すると以下のようになります。

  1. プログラムの知識不要
  2. インストール不要
  3. 充実のサポート体制
  4. 選べるストラテジー多数
  5. スマホでのOK

まず、ちょいトレFXは、ミラートレーダーのように用意されているストラテジーを使うのではなく、自分でストラテジーを作ることを前提とされています。

これまでは自分でストラテジーを組んで、それを使って自動売買システムを行うには、プログラムの知識が必要とされてきましたが、ちょいトレFXでは、非プログラマーでも、用意されているテクニカルツールを組み合わせて、自分だけのオリジナルストラテジーを作ったり、バックテストを行ったりして、運用することが可能になっています。

ミラートレーダーとの違い

と言っても、絶対に自分で作らないといけない、ということでもなく、FXプライムbyGMO専任のスタッフが作成したストラテジーを、ミラートレーダーのように使うことも可能です。
ミラートレーダーとの違いは、そのストラテジーの中身がわかることと、それをもとに、パラメーターを修正したり、新たなテクニカル指標を組み込んだりして、オリジナルのストラテジーへ変更することもできる、という点です。
また、バックテストを行って、修正・変更を加え、より優秀で収益率の高いストラテジーを開発する、という楽しみもあります。

その他にもストラテジーの自動最適化機能もあり。

過去の相場トレンドをもとにして、売買の条件を自動で最適化する機能を搭載しています。複数の売買条件を自動でシミュレーションし、瞬時に最適な条件を導き出すため、お客様のストラテジー作成を強力にサポートしてくれます。

また、リアルタイムシミュレーション機能も搭載されています。

資金を使わずに、リアルタイムの為替レートでストラテジーを運用できるテスト運用をご用意しています。 本番運用開始前にテスト運用を行い、成績が期待通りでない場合は再度ストラテジーの見直しを行う等の検証を無料で行えます。

その他用意されている通貨ペアは以下の14通貨ペア。

AUD/JPY(豪ドル/円)
GBP/USD(ポンド/米ドル)
AUD/USD(豪ドル/米ドル)
GBP/JPY(ポンド/円)
CAD/JPY(カナダドル/円)
HKD/JPY(香港ドル/円)
CHF/JPY(スイスフラン/円)
NZD/JPY(NZドル/円)
EUR/GBP(ユーロ/ポンド)
SGD/JPY(シンガポールドル/円)
EUR/JPY(ユーロ/円)
USD/JPY(米ドル/円)
EUR/USD(ユーロ/米ドル)
ZAR/JPY(南アフリカランド/円

取引枚数は、1万通貨以上、1000通貨単位で変更可能、1回当たりの注文は50万通貨まで、となっています。

選べる3つのストラテジーの作り方

ストラテジーの作り方には3通り用意されています

一つは「かんたん作成」。

ちょいトレFXその1

3ステップの簡単作成機能で、テクニカルツールについて詳しい知識等がなくても、オリジナルストラテジーが作れるようになっています。

取りあえず試しに作ってみますが、手順は以下のようになります。

STEP1:基本情報入力

まずはどの通貨ペアを選ぶか、といった基本情報を入力します。

ちょいトレFXその2

STEP2:新規注文と決済注文の条件を入力

次にストラテジーの肝である注文条件を入力作成するのですが、といっても「かんたん作成」では用意されている3パターン(トレンド転換、トレンドフォロー、レンジ)しか選べません。
今回は、レンジを選択してみました。

決済注文の条件は、新規注文条件の逆になり、パラメーターだけ変更できるようになっています。

ちょいトレFXその3

STEP3:オプションの入力

ステップ3では、利食い幅や強制ロスカット条件などのオプション条件を入力します。と言っても任意なので、特に入力する必要はありませんが。

ちょいトレFXその4

全てを入力し終わると、バックテストが行われ、自動でパラメーターが、いくつかの結果の中から最適化されます。

ちょいトレFXその5

バックテストの結果は以下のように表示されます。

ちょいトレFXその6

ちょいトレFXその7

バックテストの結果を気に入った場合は、名前を付けて保存。実際に、そのストラテジーを使って自動売買で資金を運用することが可能になります…が。

やはり、ちょいトレFXをやるからには、テクニカル指標を使った複雑なオリジナルストラテジーを作りたいものですし、そうでなければあまりちょいトレFXをやる意味はないかもしれないので、次は「詳細作成」を行ってみます。

詳細作成こそちょいトレFXの醍醐味

詳細作成は、かんたん作成と手順は一緒。
ステップ1は、かんたん作成とほぼ同じです。

ちょいトレFXその8

違うのは、ステップ2の注文条件の部分。
注文条件作成の際に、いろんなテクニカルツールを使用・組み合わせて、より複雑なものにすることができます。

用意されているテクニカルツールは以下の通り。

トレンド系

ちょいトレFXその9

オシレーター系

ちょいトレFXその10

例えば「一目均衡表」だとデフォルトでは以下のような設定になっていて、四角で囲まれている部分を変更することができるわけですね。

ちょいトレFXその11

こうやっていろんなテクニカル指標を組み合わせたり、パラメーターを変更したり、AND(全ての条件を満たす)かOR(1つ以上の条件を満たす)を選択・変更したりして、オリジナルのストラテジーを作成していきます。

決済注文条件は、新規注文条件の反対条件にするか、あるいは全く別のシグナルを設定することもできますが、まあ、ここはだいたい同じにしておくものだと思います(よく、わかりませんがw)。

また、かんたん作成と同様に、新規・決済注文条件の入力で補えない部分(利益確定幅や損切り幅)の設定は、オプション設定で行います。

ちょいトレFXその12

ちなみに「?ボタン」を押すと、説明が表示される親切設計なので、初心者の方も安心です(笑)。

というわけで、今回作ってみたオリジナルストラテジー(といってもほぼ初期設定のままですが)は、以下のようになりました。

新規注文は

・終値が基準線26、転換線9の雲を上抜け
・遅効スパン26がN本前の終値を上抜け
・基準線26、転換線9の先行スパン1が先行スパン2を上抜け

のすべての条件を満たした時に買いシグナル発生。

決済注文は新規注文の「上抜け」の部分を下抜けに置き換えただけ。


オプション条件(任意)として

・利益100pips以上でリカク
・損失50pips以上で損切り
・終値ピークから50pips以上反転で決済
・決済条件に従いポジションを決済した場合、同時にドテン

でストラテジーを作ってみました。

で、バックテストを行ってみると…。

なんと、売買成立せず、でした(笑)。

やはり、シグナル発生条件が厳しすぎたようです(適当に作ったのでw)。

なので、ANDをORに変更して、再度バックテスト。

今度は、結果が表示されました。
取引履歴と損益分析結果は以下の通り。

ちょいトレFXその13

ちょいトレFXその14

本当に適当に作っただけあって勝率22%で、すさまじいマイナスになってしまいました(笑)。
このことからも、よく考えてストラテジーをつくって、バックテストをして検証、すなわちトライ&エラーの末じゃないと勝てるストラテジーの自作は難しいということがわかりますね。

といっても、もう既に、裁量で、勝てるトレード手法(テクニカル分析)を確立しているような上級者にとっては、非常に利用価値が高いのではないでしょうか。

用意されてあるストラテジーを使うこともできる

上記のように、自分で売買シグナルを作成して、バックテストして…という手順で、自分オリジナルの最強の自動売買システムを構築できることが、このちょいトレFXの最大の魅力だと思いますが、テクニカル指標のことがよくわからない、これから勉強したい、という初心者の方もたくさんいると思います。

そういった方は「テクニカルガイド」も用意されてあるので、そこでいろいろと勉強することができるようになっています。

また、前述したように、専任のスタッフ(上級者)が作成したストラテジーを、そのまま使うことができます。

ミラートレーダーと同じように「ストラテジー広場」なるものが用意されていて、そこにざっと30種類くらいのストラテジーが用意されています。

これも前述しましたが、ミラートレーダーとの違いは、ストラテジーの中身がわかること、ストラテジーを自分で改良できること、の2点です。
ミラートレーダーと比べると、用意されているストラテジーの量は少ないですが、上級者の作ったストラテジーを研究すれば、テクニカル指標に関する理解を深めることができるでしょうから、30種類というのは、教材だと考えれば、特に少ないというわけでもありません。

ちなみに、収益率の高いトップ3のストラテジーが取引画面に表示されてあるので、そのうちの一つを紹介します。

ちょいトレFXその15

一番収益率の高い「ボリバンマスター」という名のストラレジーの詳細を見てみると以下のようになっています。

ちょいトレFXその16

作成者のメモも用意されているので参考までに。

ちょいトレFXその17

そしてバックテストの結果は以下のとおり。

ちょいトレFXその18

初期設定のままだと、1年に満たない期間のため、取引回数がたったの5回しかなく、あまり参考にならないかな…と思ったのですが、期間は自分で調整できるようで、今度は2010年9月までさかのぼって、バックテストしてみました。

すると取引回数15回、とある程度の分析結果が得られました。

ちょいトレFXその19

ちょいトレFXその20

ストラテジーの説明欄では2006年12月までさかのぼってバックテストできる、と表示されていますが、調べてみたところ2003年4月まで可能な様子(この辺りはもしかすると始まって間もないサービスのためバグのようなものがまだまだあるのかもしれません)。

ちなみに、このボリバンマスターと言う名のストラテジー、かなり優秀で、適当にいろいろ指定期間を替えてバックテストしたのですが、全ての期間においてプラスの利益を上げていました。

ただ、シグナル発生条件を厳しめに設定してあるので、年数回程度しかシグナルが発生しません。
要するにあまり儲かりません(笑)。

しかし、他人の作ったストラテジーと、そのコンセプトを学ぶというのは、自分オリジナルのストラレジーを作る際の参考として、非常に役にたちます。

先ほども述べましたが、そういう意味においても、用意されてあるストラレジーは非常に研究しがいがあるのではないでしょうか。

ちょいトレFXの評価

というわけで、ざっとちょいトレFXが、どのようなサービスが見てきましたが、ようやくここまで来たか!というのが最初の印象でした。

というのも、僕は何年の前から、自分で自動売買システムを作りたいと思ってはいたものの、プログラミング知識がないためMT4をうまく扱えず、断念せざるを得なかったからです。

そういう意味で、このちょいトレFXは、僕のように「オリジナルのストラテジーで自動売買をやりたいけど、MT4は敷居が高くて無理」みたいに思っている人にとって、まさに待望のサービスと言えるのではないでしょか。

ただ、ちょいトレFXの登場で、いよいよ、ミラートレーダーや、特にトライオートなんかは、存在価値がなくなるのでは?と思ってしまう人もいるかもしれませんが、実はそうでもありません。

トライオートやミラートレーダーは、業者のサーバー上のコンピューターが自動でシグナル発生条件の計算をして、24時間完全自動のシステムトレードを実現させていましたが、このちょいトレFXは、売買シグナルの計算を自分のパソコンでする必要がある、ためです。

は?と思った方にわかりやすく言うと、これはつまり、常に自分のパソコンが24時間ネットに繋がっていないと売買シグナルの計算ができず、自動で売買発注ができないということを意味します。

MT4などを用いたシステムトレードではこれは当たり前のことで、そうでないと、無数のユーザーが作った膨大な数のオリジナルストラテジーの売買シグナルの発生条件を、業者のシステムが全て一括で計算する必要があるわけで、それはいくらなんでも無理なんですね。

その点が、業者の用意したストラテジーを使う、というミラートレーダーやトライオートなどの他のサービスに劣る部分と言えば、劣る部分と言えます。

じゃあ、24時間、自宅のパソコンをネットに繋いでいないとちょいトレFXは利用不可なのか、というとそうでもありません。
クラウドサービスというものを利用すれがいいだけです。

有名どころとしてはお名前.comWindowsデスクトップなどがあり、FXプライムbyGMOのちょいトレFXの公式でも、こちらの使用を推奨しているようです(最低でも月2000円の使用料が必要です)。

クラウドサービスの利用は初心者の方には少し敷居が高いかもしれませんが、やってみればそんなに難しくはありません。

最初は少し面倒ですが、ミラートレーダーやトライオートなど、従来のシステムトレードに満足できず、自分の作ったオリジナルのストラテジーで、24時間、完全自動売買を実現したいなら、やるしかありません。

僕もちょいトレFX、非常に興味があるので、今後いろいろ試してみますので、興味のある方はぜひご一緒に。

言うまでもなく、ちょいトレFXは、FXプライムbyGMOさんの通常口座を開設すれば、誰にでも利用することができます。まだ口座を開設していない人は、まずはFXプライムbyGMOさんの口座開設を申し込みましょう。

>>FXプライムbyGMO【ちょいトレFX】詳細

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