クロス円の下落は早くて上昇はゆっくりな理由

クロス円というのは昔から、上昇するときはゆっくりで、下落するときは一気に急落する傾向があるそうです。

特に最近は「円キャリートレード」といって、低金利の円を売って高金利のユーロやポンド、オセアニア通貨を買う人が個人投資家だけでなく、ヘッジファンドなどの大量資金を保有する機関投資家などをも行っています。

で、こういう投資家は「買う」ということしかしません。いうなれば、買うときは慎重になるわけですから、当然、クロス円通貨の上昇は急上昇というわけにはいきません。

が、下落となると話は別。買いポジションを持っているということはいずれ損益確定の際に反対売買、つまりこの場合は売り注文を出す必要があるわけです。
つまり、多くの投資家がクロス円の買いポジションを持っているということは、いずれ決済のためにクロス円を売る必要があるということ。

なので、一つきっかけがあると(クロス円が急落の兆しを見せると)買いポジションを持っている人の一部は、我こそは、とばかり一気に売りにかかります。少しでも多くの利益が乗っている状態で売りたいのが人間心理ですから当然ですね。

その結果起こるのが急落。現在08年8月から9月にかけて起こっている、クロス円通貨の急落もこういった事情が背景にあるのでしょう。

ただ、気になるのは「自分は絶対損切りしない。いずれ為替相場は元の水準に戻るのだからそれまではスワップ金利で耐える!」と考えている人が少なからずいること。もちろん、ヘッジファンドなどの大口の投資家の中にもいるでしょう。

しかし、クロス円の下落が続けば、いずれ彼らの資金が底を尽き、そうすると、自動的にストップロスの売り注文が市場に大量に出回ることになり、そしてさらにクロス円通貨は下落します。

そうなったと時が本当の、クロス円通貨の下落トレンドの終わり。

今現在の相場の状態はどうなのでしょうか?下落トレンドが終わったのか、それともまだまだ続くのか?

うわさでは原油価格下落等により、今後多くのファンドが倒産するのでは、とうわさされています。
そして大量のクロス円買いポジションを抱えた彼らが、倒産となると、一気に投売りがなされるでしょう。

もしそうなれば、クロス円通貨の底はもう一段落下になることになります。

今年に入ってもう2度目のクロス円急落なので、少なくとも今年中は「安易にスワップ金利目的でFXをすると痛い目にあう」という認識が広がっているため、あまりクロス円通貨の上昇は見込めないはず。

そういう風に考えると、まだまだクロス円の下落トレンドは続くような気がします。

[投稿日:2008年09月14日]

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管理人プロフィール

1973年生まれの男。
2017年4月でFX10年目に突入。
2008年の大負け(300万)は、2014年10月でようやくチャラにすることができました(長かった……)。
こんなダメな奴でも必死に食らいついていれば、きっといつかは勝てる日が来る。それがFXの魅力だと思います。
現在もFXで月100万を目指して奮闘中です。

FX初心者の時の大惨事を今は何とか笑って振り返ることができるようになりました。まとめ記事を書きましたので、興味のある方はぜひ、読んで失笑してみてくださいw。

序:FXを始めてたった半年で300万円大負けした話まとめ
第1話:FXバーチャルトレードでの成績はあてにならない
第2話:「損小利大」だけではFXで勝つことはできない
第3話:損切りしない戦法で月10万以上稼げるようになるものの…
第4話:FX破産への近道それは「ナンピン」
第5話:損切りできないとたった一度の失敗で大金を失う。それがFXの怖さ。
最終話:敗北から得たものと今もFXを続けている理由

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