2011年3月の雇用統計スキャルは辛勝!
昨日3月4日の雇用統計の結果は、先月に引き続きまちまちな結果になりました。
2月失業率が予想9,1%に対し8,9%と若干良い数字になったのに対し
2月非農業部門雇用者数変化は予想の+19,6万人に対し+19,2万人と少し悪い数字(というかほぼ予想通り)。
失業率と非農業者部門雇用者数はどちらかというと後者のほうが重要視されているためか、予想通りの結果に、発表直後は若干、マーケットはどちらに動くべきか、少しタイムラグがあった模様です。
が、失業率が改善していることから、その後ドル円は一気に83円台へ。
当方のその時点でドル円ロングで参入! さあ、あがれ!
と思ったらそこが天井でした……。
で、82,80あたりで途転ショート。結果、82,40あたりでリカクすることができて、なんとかプラスで終えることができました。
前回も失業率と非農業者部門雇用者数の結果はまちまちでしたが、その時は失業率が予想よりも良かったから、という理由でマーケットは一時上昇した後、結局は下落基調になりました。
今回も似たような動きだったのですが、今回のドル円下落要因はどうも雇用統計発表直後に起きた米金利の反落が原因だった模様です。
その後、株価も下がっています。
非農業部門雇用者数変化は、改善が予想されていたので、その反動なんでしょう。
加えて前日、トリシェECB総裁がユーロの利上げを示唆。第1回目は来月4月らしい(予想)。しかも今年中に3,4回利上げすると予想されています。
そのためユーロ買いが圧力も相当あって、ユーロドル買いにつながり、ドル円を押し下げた、ともいえます。
今週初めの「ユーロ・ドル、ダブルトップ形成でうはうは」の期待は、どうやら夢で終わりそう……。
果たして来週はドル買いなのかユーロ買いなのか。全く予想できません(汗)。
まあ、こういう場合、動いたほうについていく、というのが正解なんでしょう。
正直ドル買いでもユーロ買い、どっちでもいいのです(笑)。大きく動いてさえくれれば。
あ、ちなみに、今回もマネーパートナーズさん、ドル円のスプレッド常時1,2銭のままでした。ポンド円とかは30銭くらいに広がっていましたがw。
このままドル円のスプレッドは動かさないんでしょうか。約定拒否なし&スリッページなしとあわせると、かなりサービスしすぎな気がしますが……。
まあ、おかげで今回損せずに済んだので、素直に喜ぶことにしときます。