豪ドルに与える中国の影響

今年の豪ドルの変動要因に中国の動向は、やはり大きいようです。


中国人民銀行(中央銀行)は14日、金融機関から預金の一定割合を強制的に預かる預金準備率を20日から0.5%引き上げると発表した。
新華社電によると、大手金融機関の準備率は19%と過去最高に達する。
中国の金融引き締めは昨年12月26日の追加利上げに続くもので、引き締め強化でインフレ阻止に全力を挙げる。
中国では昨年、金融機関が政府の抑制目標を大幅に超える過剰な融資を行ったため「カネ余り」が加速、インフレを助長したと指摘されている。
市場関係者の間では、人民銀行が年内に3〜4回の利上げを行うとの観測が強い。

これを受けて、発表直後のFX市場では豪ドルが売られる現象が発生。
豪ドル/円は発表後に20銭近く下落し、一時82.10円まで値を下げるする場面がありました。


一応、簡単に説明しておくと、預金準備率とは、各銀行がその国の中央銀行に必ず預けておかなければならないお金の比率のこと。

中央銀行(日本だと日銀)は、こうやってデフレ(不景気でお金の流動性が低くなって株価が上がらないとき)は、準備率を引き下げ、銀行の自由に使える投資資金を増やし、逆に、インフレ(投資資金が市場に有り余っていて、株や不動産バブルが発生しているとき)は準備率を引き上げ、金融引き締めを図ります。


中国経済が現在バブル状態なのは、ネコさんのWEBセミナーのお話どおり。


で、何で今回、豪ドルが売られたかというと、バブル状態の国では、必然的に石油等の天然資源の需要が高まり、結果、資源国にお金が流れるからです。

早い話が、今まで中国はオーストラリアからいろいろ天然資源を大量に購入していたが、中国政府のインフレ対策の影響で、これからは、財布の紐が硬くなって、オーストラリアは天然資源の売り上げが減ることが予想されて、その結果、豪ドル売りになった。

こういう解釈でいいんだと思います。

問題は、中国の金融引き締め政策がこれで終わりではない、ということ。


人民銀行が年内に3〜4回の利上げを行うとの観測が強い


利上げも銀行の投資活動を抑制する働きがあります(言うまでもなく株や不動産バブル発生の主役は、個人投資家ではなく銀行などのファンド)。

なので、今年は豪ドルは売られる…。

と考えたのですが、ネコさんのWEBセミナーで、ネコさんは今年は豪ドルに期待しているとか言っていました(すっかり忘れてた)。

理由は2つあって1つは


米国経済が復調すると、同じように資源国通貨が買われる


ということ。言うまでもなく、米国経済は今のところ復調気配。

あっちがダメならこっち…ってわけです。
やはり資源国は強いです。今年も豪ドルは買いですかね。

理由の2つ目は、これも、すっかり忘れていたのですが


豪ドルの動きも、円、人民元の動きと連動している


らしいんです。どうも。


つまり、今年中国が人民元の切り上げに踏み切れば


円高&人民元高&豪ドル高になる


という予想が。


中国が人民元の切り上げをするかどうかはまだわかりませんが、いずれにせよ、豪ドル等の資源国通貨でFXしている人は、今年の中国の動向には要注意です。

[投稿日:2011年01月16日]

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1973年生まれの男。
2017年4月でFX10年目に突入。
2008年の大負け(300万)は、2014年10月でようやくチャラにすることができました(長かった……)。
こんなダメな奴でも必死に食らいついていれば、きっといつかは勝てる日が来る。それがFXの魅力だと思います。
現在もFXで月100万を目指して奮闘中です。

FX初心者の時の大惨事を今は何とか笑って振り返ることができるようになりました。まとめ記事を書きましたので、興味のある方はぜひ、読んで失笑してみてくださいw。

序:FXを始めてたった半年で300万円大負けした話まとめ
第1話:FXバーチャルトレードでの成績はあてにならない
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第3話:損切りしない戦法で月10万以上稼げるようになるものの…
第4話:FX破産への近道それは「ナンピン」
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